立体駐車場はどうやって管理するの?
私はこのマンションの理事会で、今期から会計を担当することになった者です。早速、マンション全体の収支報告書に目を通しているのですが、特に気になっているのが機械式立体駐車場の会計です。
住民の高齢化や、最近は車を持たない若い世帯も増えたせいか、駐車場に空きが目立ち、収入が計画を下回っているようです。一方で、毎月のメンテナンス費用はかなり高額です。このままでは、いずれ大規模な修繕や装置の交換が必要になった時、修繕積立金が足りなくなるのではないかと夜も眠れません。将来、住民間で大きなトラブルにならないよう、今からできることはないのでしょうか。
お考えの通り、機械式立体駐車場の維持管理費は「金食い虫」と称される代表例で、将来の装置交換にはさらに多額の費用が必要です。近年のカーシェアリングの普及や、少子高齢化による自家用車保有率の低下などで駐車場の空きは増加傾向にあり、多くのマンションで収支の悪化が問題となっています。
この問題を放置すれば、必ずリニューアル(更新)時に多額の一時金が必要になるなど、費用負担で混乱が生じます。そうなる前に、早期に手を打たなければなりません。
具体的な対策としては、まず長期修繕計画と連動させ、利用料が収支に見合っているか検証することが第一歩です。さらに、管理規約を整備した上で空き区画を近隣の住民や法人に貸し出す「外部貸し」で収益を上げる方法も有効です。将来的には、費用対効果を慎重に検討し、維持費のかからない平面駐車場への変更や、需要に合わせた装置の一部撤去・縮小といった、より抜本的な対策も視野に入れて運営計画を立てることが重要です。
回答者(TK)


